Archive for the ‘古民家’ Category

●貴重な材 2

Posted in 古民家  by: 匠
4月 14th, 2008

四季の移ろいには折々の草花が咲き、冬ともなると秋の真紅から一転し静寂な無彩の世界に染まります。
このような季節感を持つ風土の恵みの中で、木々達は確かな年輪を刻みながら育ち続けています。
古民家と今、言われる家が建った時代背景には、現在のようなインフラの整備もなく、当然のごとく近隣の材を使用しておりました。
また雪国と言うこともあり太い梁・柱がふんだんに使われ、職人達は時間との戦い以前に己の技との戦いに挑んでいました。
その上、冷暖房完備のために機密性が重要視される現在の工法とは違い、
建てられたその後も梁や柱たちは長い年月の中でゆっくりと乾燥してきました。

この様な観点からも、古民家には現代の一般的価値観の中では全くと言っていいほど手に入らない「材」があるといえます。

●貴重な材 1

Posted in 古民家  by: 匠
4月 12th, 2008

飽食の時代、生産・廃棄というサイクルの中で私達は取り戻す事のできない『物』を数多く捨ててきました。
古民家にしても現代生活に対応できないという考え方でその寿命を全うせずに取り壊されてきました。
その古民家には今ではもう手に入れる事のできない「材」「形」「色」があり、梁・柱・建具には当時の職人の思いや技が刻まれ「歴史」と「伝統」の痕跡がうかがえます。

時の流れを見ることはできませんが、その一刻一刻に刻まれた「技」は今もなお確かな形として時の流れの中で残っているのです。

再生は古材利用の観点からではなく、また元の形に修理復元するものでもありません。
住まわれる方の価値観のもとに現代生活の利便性を兼ね備えた全く新しい居住空間として生まれ変わらせるものなのです。

●古民家でよくある悩み

Posted in 古民家  by: 匠
4月 9th, 2008

・建具などの建て付けが悪い。
・老朽化が進んで外観も悪い。
・シロアリの被害。
・床がプカプカする。
・ 二世帯向きでない。
・カビ臭い。
・すきま風が入って寒い。
・水まわりが古い、暗い、寒い、ジメジメする、臭いが気になる。
・収納が少なく物が片づかない。
・台所が使いづらい。
・2階に部屋が取れない。
・カビ臭い。

●壊すしかないと考えてる方へ

Posted in 古民家  by: 匠
4月 4th, 2008

 昔の農家は実に豊か。もう手に入らないものがたくさんあります。たとえば構造の柱や梁から建具一つにいたるまで、古民家には地場で育った太い良材が惜しげもなく使われています。中にはもうお金では替えられないような銘木も見られ、それらはご家族にとってかけがえのない財産です。
先祖代々の家を残したい、と思われる方は少なくありません。しかし、建物が老朽化するとどうしても「もう寿命だから・・・」と、あきらめてしまわれがちです。

昔の民家に使われる古材は、200~300年経っていても大抵のものは再生が可能です。長年の間で傷んだところを一本一本丁寧に補正し、本来の性能を引き出してやることで、再びいのちを吹き返します。そうして手を入れることで、古民家はさらに100年以上でもご家族と共に生き続けることができるのです。
壊してしまっては、もう二度と帰ってこない大切な財産です。あきらめる前に、もう一度、見直してみましょう。