●貴重な材 2

Posted in 古民家  by: 匠
4月 14th, 2008

四季の移ろいには折々の草花が咲き、冬ともなると秋の真紅から一転し静寂な無彩の世界に染まります。
このような季節感を持つ風土の恵みの中で、木々達は確かな年輪を刻みながら育ち続けています。
古民家と今、言われる家が建った時代背景には、現在のようなインフラの整備もなく、当然のごとく近隣の材を使用しておりました。
また雪国と言うこともあり太い梁・柱がふんだんに使われ、職人達は時間との戦い以前に己の技との戦いに挑んでいました。
その上、冷暖房完備のために機密性が重要視される現在の工法とは違い、
建てられたその後も梁や柱たちは長い年月の中でゆっくりと乾燥してきました。

この様な観点からも、古民家には現代の一般的価値観の中では全くと言っていいほど手に入らない「材」があるといえます。

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