●貴重な材 1

Posted in 古民家  by: 匠
4月 12th, 2008

飽食の時代、生産・廃棄というサイクルの中で私達は取り戻す事のできない『物』を数多く捨ててきました。
古民家にしても現代生活に対応できないという考え方でその寿命を全うせずに取り壊されてきました。
その古民家には今ではもう手に入れる事のできない「材」「形」「色」があり、梁・柱・建具には当時の職人の思いや技が刻まれ「歴史」と「伝統」の痕跡がうかがえます。

時の流れを見ることはできませんが、その一刻一刻に刻まれた「技」は今もなお確かな形として時の流れの中で残っているのです。

再生は古材利用の観点からではなく、また元の形に修理復元するものでもありません。
住まわれる方の価値観のもとに現代生活の利便性を兼ね備えた全く新しい居住空間として生まれ変わらせるものなのです。

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